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レコード会社を1社に絞ったマネージャーのブライアン、
ビートルズを売り込むことに成功するのか。
ところがEMIの営業部長と会ったブライアンは
まずはビートルズの話ではなかった。
自分が経営するレコード店で今まで以上にEMIのレコードを買うから
値段を下げて欲しいと話し始めたという。
レコード会社と大きなレコード店経営者との関係を生かして、
自分はおたくの上得意だという印象を与えようとしたのだ。
その関係を強固なものにしつつ、
それからビートルズの話を持ち出す作戦。
今ではビートルズの名前を知らないものはいないだろうけど、
売り出す前はごまんといるバンドの一つに過ぎない。
ブライアンも現実の壁にぶち当たり、
強かな戦術を用いるようになったということだろう。
しかし、営業部長は卸値の値下げを断った。
しかたなくブライアンは、
トニー・シェルダンの「マイ・ボニー」を聞かせ、
「このバックバンドはすごい!
自分は彼らのマネージャーもやっている。
おたくからレコードを出せないか?」
とうかがいをたてた。
「ではあとから連絡します。」
clip7さん
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